人材育成サポート
飴と鞭を使い分けて、組織の思惑に従って手足のように部下を動かすことが人材育成ではありません。主体性をもって創造的に働くことができる環境を部下のために整えるときに、部下が幸せになり、自分も幸せになり、その幸せが顧客や町に流れていきます。
このように、従業員を尊厳ある一人の人間として大切に扱い、従業員の幸せを願って労働環境を整えることが人材育成なのです。「相手の幸せを追い求めるならば、自分も幸せになる」という価値観の転換が必要です。良く耕された土壌に撒かれた種は、自然に成長して芽を出し、花を咲かせ、実を生らせます。育成とは種のために良い土壌を整えることです。
従業員は2つのチャンネルを通して支えられて成長していきます。ひとつは、評価の入らない同僚同士の「水平な関係」の中で互いにチャレンジしたりサポートしたりしながら切磋琢磨することです。そのような相互支援グループを「チャサポグループ」と呼んでいます。
たとえば、部下育成研修が終了して3ヶ月経ってから調べると、研修に参加した2割の管理者が、管理者同士で熱心にチャサポグループを続けているだけでなく、自分の部下たちに紹介して部下同士のチャサポグループを始めることができた、というような状態になることを当面のゴールにしています。部下に紹介しないまでも、管理者同士でチャサポグループを続けている人たちが3ヶ月後でも参加者の半数を超えるようなときには、相互に支えあう企業文化が醸成されていきます。「君の勝利は僕の勝利でもある」という関係が作られていくのです。
コーチング
もうひとつ、従業員は上司との「垂直の関係」の中でコーチングを受けることによって、元来持っている力が引き出されます。ボントンでは、上司が部下にコーチングするためのシンプルで実践的なシステムを開発しました。もう多額の費用を払ってプロコーチにかかわってもらう必要はありません。
また、ボントンは独自の内部スーパーバイザー育成プログラムを持っていますが、それもシンプルです。スーパーバイザーとは、社内のすべての上司が部下にコーチングをし続けるためのチアリーダーのような機能を果たします。スーパーバイザーが育つと、もうボントンのコンサルタントは人材育成の現場に残る必要はありません。スーパーバイザーが困ったときに相談に乗るぐらいです。
複雑で網羅的な従来の人材育成システムは、その導入自体に費用も時間もかかります。しかも、外部の研修会社にプログラムの執行を依存するので、いつまでたっても自社内で自立的に運用できず、代わり映えのしない研修やトレーニングを毎年繰り返すことになります。
ボントンの人材育成サポートはシンプルで触媒的なので、ローコストで短時間に導入していただくことができます。それだけではなく、社内で自立的に継続してプログラムを運用することができます。
各種セミナー&研修
企業および団体様の様々なニーズに応じ、各種研修を提供いたします。
- エクゼクティブコーチング
- 管理職コーチング
- 部下育成スキル研修
- 社内コーチ養成研修
- 社内スーパーバイザー養成研修
- チャサポグループ導入研修
- グループリーダー・中堅マネージャー研修
- 新人社員研修